地蔵谷で新たな発見!!【台高北部】4/7
2019年 04月 12日
前日は雨子庵にて山菜闇天に参加、去年は大量に持ち寄られたタラの芽が今回は寒の戻りなどでさっぱり。
唯一zippさんだけが持参してくれたので、少しだけでも食する事ができた。
山菜が採れる時期と庵主の予定がピッタリ合うとは限らないので、主催者グーさんは日程調整が大変だ。
夜の宴では、普段飲まないお酒をついつい飲み過ぎてしまい、朝起きたら頭がガンガンして二日酔いだった。
今日は、初めてzippさん山行に参加させていただく事に。
それぞれの車で鳥居のある所まで行き、zippさんの軽に乗り込み上まで行けた。
林道はアセビが咲き始めているぐらいで、期待していたミヤマツツジは全然花が咲いていなかった。
どこから入って行くんだろう?沢へ降りて行くルートは私たちがいつも降りて行くルートと同じだったが、渡渉してから山腹道へ登って行くルートが少し違っていた。
尾根を回り込み斜面崩落手前で沢へ下って行くのかと思っていたら、ザレ場を乗り越えその先に続いている道を辿る。
私はこの道が続いているのは知らなかった。
今回は登山靴派ばかりなので、zippさんが配慮してくれたのね(^^♪。
ぽかぽか陽気ののんびり歩きなのでオオダイガハラサンショウウオかその卵が発見出来ないかな?と沢の中を覗きながら歩いて行く。
定点観測しているミソサザイの巣をびぃちゃんとエっちゃんは知らないということなので探しながら歩いてもらう。
もう間もなくの所なんだけど、二人共見つけられずだったのでヒントを与えるとすぐに見つけることが出来た。ここで小休止する。
行きたいけどもしもを考えると怖くて行けず、zippさんが行ってみようかと言ってくれたので二人で岩穴目指して登って行く。
岩穴の前から中を覗くと、意外に穴が深そうでzippさんが“フォウフォウ”と穴の奥に向かって吠える!しばらく待つがなんの反応も帰って来ない。
真っ暗でどこまで続いているかまったく見えない。
これは凄い所を発見したような嬉しさがこみあげてくる。
下にいる3人に“見に来る価値があるよ!”と大声で呼ぶと三人とも気が付いてくれ、“ヘッドランプ持ってきて”と大声で言うと理解してくれたよう。
周囲にある木の皮も、かじられているのが何本かある。
zippさんは岩穴の周りも観察、他に何もなさそうとのこと。
動物が住んでいる痕跡は見当たらなかったが、zippさんがコウモリのフンを発見。コウモリのお家になっているのかな。
積雪時、近くで熊の足跡は確認していたから熊の寝床かも?と気になっていたので解決したのでスッキリ。
沢まで降りてまた登って行く。
ここは向かいから見えていた感じよりは小さい穴でアナグマくらいが入れそうな大きさだった。
小休止場所に降りてランチタイム。
昨日の飲みすぎで水が飲みたい。しかしスポーツドリンクとペットボトルのコーヒーしか持ってきてない。
水が~水が~飲みたいよ~、沢水を沸かし冷ましてから空いたペットボトルに入れがぶ飲みした。
生き返った~。
zippさんとpiccoloさんが地図を睨めっこ。
ここから赤ゾレ山へ行く予定だったが予定変更、洞窟尾根を登り1200m付近で東にトラバース後二つ目の尾根を下り地蔵谷第一支谷へ出るルートを行こうということになった。これも初めてルートだ。
先頭を行くzippさんはスイスイ登って行く。いつも一緒に同行しているびいちゃんたちも難なくついて行ってる。
この間見つけて知ったヤドリギが数本の木々にたくさん付いている。わあ幸運や~とまたも嬉しくなる。(カップルがヤドリギの下でキスをしたら永遠に幸せになるそうだ)
苔むしたブナの四股になった所にシャクナゲが寄生していて、その上の方にはヤドリギがいくつも付いていた。
このシャクナゲが咲いていたら面白いなと言いながら進んで行くと今度は面白い尾根にたどり着いた。
ブナとミズナラが合体しているよと教えてくれた。これも根元と中間地点でくっつきあってる不思議だ。
その尾根には根上り桧があるとも教えてくれ、不思議なくらい何本も根が上がっているのを見る事が出来た。
なぜそのようになったかは不明の様だ。
そのまま下って行くとシャクナゲ帯となるが、今年はほとんど蕾が付いていないね、去年は凄く咲いていたから今年は満開のお花は期待薄なのかな。
ここまで来たら、"ルノワールおばさんの木"も見に行こうとzippさんが案内してくれた。
よくみるとその木の形容がお尻に見える。可愛い。どう意味ですかと聞くと印象派の画家のルノワールが描く裸婦像に似ているからだとか面白いネーミングだ。
そう聞くとルノワールが描くふくよかな裸体像を思い出す。
そのままトントンと地蔵谷本流まで下り、林道へ上がる前に小休止。
何回も通っている地蔵谷で新たなことが体験出来るとは、zippさんに感謝です。林道の行き帰りもzippさんのおかげで凄く楽しかったです~。
お天気にも恵まれ、面白い発見もあり今日も一日ハッピーに過ごせました、ありがとうございました。
> 山菜が採れる時期と庵主の予定がピッタリ合うとは限らないので
庵主の都合は全く意識していませんでした。
日程を決める時は暖冬の真っ盛り。「このままでは3月中に開催か?」
> 右岸尾根上の方にある岩穴を見に行きとpiccoloさんに言われた。
> 小休止場所上部にも岩穴があるようだ、
気になるけど、グーひとりで入っていくのは・・・ビビる。
地蔵谷でヘッデンが要るとは思わなかった。
ここ数年気温が定まらないですね。
今日も山菜採りに行ってきましたがタラの芽の成長はまだまだでした。小さいの少量だけ採取。
ワラビも数本。
コシアブラはさっぱりでした。
来週に期待です。
> 地蔵谷でヘッデンが要るとは思わなかった。
確かにです。まさか地蔵谷でヘッデン使うとはです。 ^^) _旦~~
庵主の都合は全く意識していなかったのですか?
グーさん別荘になりつつあるのね(^_-)-☆
ミソッチョ穴の突っ込みは懲りましたので、次回からはここの穴入りに専念しようかなぁ~。
> グーさん別荘になりつつあるのね(^_-)-☆
いいえ。ここはみんなの社交場です。庵主ひとりのものではありません。
> ミソッチョ穴の突っ込みは懲りましたので、次回からはここの穴入りに専念しようかなぁ~。0 +1
おお!次はプ~さんとの遭遇ですか! こりゃ~楽しみだ!!