5年ぶりの野湯と周辺散策【台高】5/11
2019年 05月 17日
ここのところクマタカちゃん撮影に夢中になり、まともに山を歩いていないので野湯を訪れることになった。


藤は古代では葛と呼ばれていた。葛藤っていう言葉はどちらも蔓植物。

言葉のそもそもを調べると驚くことが沢山出てくる。
矛盾は矛と盾、言葉の成り立ちが面白い、言葉ってどうやって残って行くんだろう?そもそも言葉って音なんですね。
字はあとから出来たものなんだと改めて認識。現代使っている漢字は字体がかなり簡略化されていることを知ることが出来た。
音は振動で響き渡ることになる。いい言葉をどんどん使うことが幸せになっていけるコツなのかも。




廃林道も数ヶ所で大きく崩れているので、足を踏み外さないように気を付けながら乗り越える。
鳥の鳴き声があちらこちらから聞こえ出した、piccoloさんが見晴らしのいい所で"この辺で撮影しよう"とザックを下した。

piccoloさんは鳥、私は苔の撮影とそれぞれ自分の楽しみにいそしむ。苔の種類が豊富で初めて見るものもいくつかあった。


双眼鏡を覗きながら谷を挟んだ対面の岩場に、綺麗なシャクナゲが咲いているのを発見したみたい。




こんな奥地に元南朝方の皇族の一人尊義王(小倉宮の皇子)が隠れ住み朝廷を立てたとある。
谷崎潤一郎の吉野葛にこの辺のことが書かれている。吉野や宇陀は調べると興味深いことがたくさんある。
そんな歴史があったことなんて全然知らずに今まで訪れていた。



今日は暑いので長靴じゃなく、濡れてもいいスニーカーで来たので沢の渡渉は濡れてもお構いなしな感じで楽しい。
奥へ進んで行くと微かに硫黄の臭いが漂ってきた。
最近雨が少なかったので水量は少ない。はたして湯の花は見られるのだろうか?

岩の割れ目から湧き出ている所も何ヶ所かあり、浸み出している所を触ってみたり水の中の涌き出している所に手を入れて見たりしたが、五色湯跡程の湯温はなくほんのちょっと温かさを感じれるぐらいで冷たい。



少し深くなったところでは、カワムツかアブラハヤがたくさん泳いでいる。ここで川魚が泳いでいるのを初めて見たけど温泉の湧き出し量が減ったのかな?。


羽化したばかりで羽を乾かしているんだと分かった。帰って調べたらムカシトンボだと分かった。

ランチを終えてもう一つの湯が湧き出している谷へ移動。

奥へと手を入れると微かに温いかな?というくらいだった。

帰りは本流の浅瀬をジャブジャブしながら下流へと下る~、夏日なので水の冷たさが気持ちがいい~。


林道へ上がるとサルトリイバラに似た蔓植物の葉の付け根から2本の蔓が伸びている、なんだか面白い。蔓植物の先端を見てるとどこへ行こうとしているんだろうとその後が気になる。


私が習っている時は見たことがなかったがその展示会ではなかなか斬新だなあと感じた。



