椎茸の菌打ち&丹生大師と丹生水銀鉱山跡へ。新年早々願い事叶う~♪【三重県】01/03~04
2020年 01月 09日
年末は着物で初詣しようと、YouTubeの着付け動画を参考に猛特訓に励んでいた。
おかげさまで着物を着て元旦初詣。着付け教室に通わなくてもいい時代、なんて有難いんでしょう~。

今回の着物は、若かりし頃お茶のお稽古の初釜用に母が買ってくれた着物で、一度しか袖を通した事なかったので2日は実家に帰った際にその姿を母に見てもらいました。
着慣れていないから、ここをもう少しこうしなさいとアドバイスがありました。着物慣れした時代の人からすればやはり目に付くところが多々あったようです。
母がコツコツ貯めたお金から何枚か着物を買ってくれたことに、とても深い愛情を感じつつ着付けが出来ない自分には宝の持ち腐れになってはいけないという思いもありました。

3~4日は初体験&お初見詣で。
zippさんから、前もって2日間の素敵な過ごし方のご提案を頂きました。
新年早々、3つも願いが叶うの~~もうワクワクで押し掛けます!!

お昼前にzippさん宅に到着、昼食後軽トラに乗り込み地道林道をゴトゴト揺られコナラを植えてある休耕田へ。
原木シイタケの菌打ちは何と木の伐採から始めます。
あらかじめzippさんがコナラの木3本を切り倒していたので、今からの作業は原木シイタケ用にpiccoloさんが寸法切りして細かい枝打ちを私がして行くことに。
piccoloさんはチェーンソー、私は”与喜”と言う手斧と鋸で枝打ちしていきます。
植林仕事の事を知った時、一度でいいからこんな作業を経験したかったのでワクワクドキドキです。
先ずは手斧で枝打ちをして行くが、思っていた以上に扱いが難しく同じ位置に振り下ろせない・・・。
径2cmくらいは1回で切れるけど、径4cm以上となると何度も振り下ろさないと切れない。
枝打ち位簡単だと思っていたがとんでもなかった、手斧じゃなくて鋸でやってみようと試したがなかなか時間が掛かる。
どちらも初めて使うので要領を得るまでに時間が掛かりそうだ。

piccoloさんもチェーンソー初体験、zippさんから手解きを受けて寸切りスタート。
上から途中まで切り目を入れたら、下からも切り目を入れないとチェーンソーが挟まると教えていただいている。
切り終わったら、トラックの荷台まで運ばないといけない。
径が10~20cm長さ1mの木が約15本弱、担いでみると案外重たく肩にずっしりとくる。木の密度か高いそうです。
足元に気をつけながらトラックまで運ぶのが大変だが、運ぶ距離が20m程と近いので3人でピストン往復する。(作業に没頭していて木を切っている写真撮らず)
以前、戦後開拓の番組を見て住む土地が無い人たちは畑や住む所を作るのに山林を切り開いて開拓していかねばいけなく、慣れない作業で大変な思いをしていた。
今回、木の切り出しでわずかでも木を切るという作業の大変さを経験して開拓していくことの並々ならぬ苦労を強いられていた人たちを尊敬せずにはいられない気持ちになった。今回はもの凄くいい経験をさせていただいた。

その後、作業小屋に戻り原木を降ろしてここで菌打ち作業をする。
先ずは電気ドリルで均等に穴明け作業、これも上手く扱わないとドリルが抜けなくなり作業が捗らないのでドリル慣れしたpiccoloさんに交代。
私が菌打ちをしていく。種駒は2cm弱の長さで少し白くなった菌糸が生えている。
先にあけたいくつもの穴に菌糸を挿入して行きある程度射し込んだら金槌で打ち込んで行くを繰り返していく。
これがモグラたたきしているみたいでかなり面白く楽しい~♪。
piccoloさんはスムーズに穴明けをこなすので、私一人では菌打ちが追い付かず作業が進まないのでzippさんと半分づつ打っていく。なかなかいいリズムでこなせ楽しい~。

種駒が無くなり終了、9本に菌打ちが出来た。
zippさん曰く、菌打ちしてからシイタケが生えてくるのに2~3年はかかるとのこと、菌打ちしたその年に出ると思っていたけどシイタケが出るまでの行程を教えてもらい菌を打ち付けた木の世話がシイタケが出てくるまで水を掛けたり木の置き位置を変えたりと大変なんだと知る。
よく見る山の中の原木シイタケの木は相当な数があるから一本一本木の向きを変えていく作業だから相当な労力がかかるんだ。
木の切り出しから菌打ちまでさせていただいて、もの凄く感動の作業が出来ました。
原木栽培も、凄く手間がかかっていることを知ることが出来、貴重な体験をさせていただけた。

15時前にzipp家へ戻り、家で焼いてきたアップルポテトパイをトースターで温めておやつにする。
なかなかサクサクしていて生地を頑張って捏ねた甲斐がありました。
今日の夕食は山林舎で仕入れた猪肉で牡丹鍋、野菜はzippさんの畑から採れたもの。プラス山林舎マスターからのサプライズ鹿肉。
お鍋が出来るまで鹿肉のお刺身をショウガ醤油でいただき、純米吟醸のお酒を飲み談笑。piccoloさんは下戸ちゃん。
牡丹鍋はすべて完食、労働の後の夕食は格別に美味しい~。幸せな余は更けていきました~。
翌日、朝食にホットドックと卵焼き。
午前中はお茶の実を、zippさんが去年購入したPITEBAの油絞り機で絞り体験。
去年、試してPITEBAは"じゃじゃ馬娘"と聞いていたのでどれだけ大変なんだろう?
冷蔵庫から出してくれたお茶の実の数にびっくり!、実を摘むのも大変だし、外皮を剥いて殻を割って種を取り出さないといけないのでかなりの手間がかかっている。
一緒に実を摘んで出来ればよかったのだけどzippさん一人にここまでさせてしまった。

油絞り以前からやってみたかった。去年の10月、茶畑に沢山の実があったのでこれはもったいないなと思い油絞りにいいんじゃないかと軽々と提案した。
せっかく購入されたPITEBAなので、私にも使いこなせるようにとzippさんがやり方を説明してくれいざ実践。
搾りカスがどんどん出てくるがなかなか油が出てこない!、出て来たカスを再度投入するもいっこうに駄目だ・・・。zippさんが去年採れた油を見せてくれた。
6~7時間かけて僅かだった搾れた油の小瓶を見せていただいた。
その油はとてもきれいな黄金色、ほんの少し手に塗るだけで肌を保護してくれる。
実から人力で油を搾る大変さを知った。油ってめちゃくちゃ貴重!!絞り機があるから簡単に搾れると思っていた。
zippさん一人にめちゃくちゃ労力を掛けさせてしまったことに反省だ。
帰ってからPITEBAのやり方も再確認した。一緒に実を摘んで私も外皮と殻を割る作業をして次回はきっと油が搾れると思う。

映画”白鯨”を思い出した、石油が当たり前ではない時代、戦前までは危険な捕鯨でクジラの油を生活に使用していたことを知った。
いつ船が油で一杯になるか分からない何か月も何年もかかる航海で嵐にあったり過酷な生活を強いられ、クジラを見つけたら命を懸けて獲り、潮吹きの穴から入り込んで油を汲み出す作業を知った。
潮吹き穴の内部は死にそうなくらい臭いらしく誰も入りたがらず一番若い子に押し付けられていた。(映画では)
ここで辰砂がなぜ必要かもあらためて認識出来た。ここではタールを使っていた。
またまた話が逸れてしまいました(^^;




作業後は早目の昼食、夕食の牡丹鍋御汁にうどんを入れ卵に付けて食べた。
お昼からは多気町にある丹生大師と丹生鉱山跡へ。



まずは丹生神社参拝、ここの本殿には42歳の空海の像が祭られている。
丹生都比売様にもご挨拶、以外にこじんまりしていた。

前に空海の事も調べたらそうなんや~ということが多々ありました。


丹生鉱山跡へ徒歩で移動。
念願の丹生鉱山日ノ谷旧坑!!観光用になっているので苦労なく鉱山跡を見学できる。
水銀抽出装置を目の前にして感動、そして水銀坑跡に移動、左側が江戸時代からの旧坑で右側が昭和19年からの坑道。

どれだけ深いのか平面図があったが分かりにくい。
でも来ることが念願だっただけに感動もひとしお!!水銀鉱山で一気に豪商になれるのだから皆穴を掘りまくる。

とにかくHGを調べれば様々な用途があり、驚くことばかりだ。とくに安全な航海には必要だったから余計だろう。
帰りは駐車地まで周回ルートとし、山の中を彷徨いながら進んで行く。山の中はいかにも人為的な凹みが多いので分かれて穴探し~。

するとzippさんとpiccoloさんが見つけたようで、そっちへといくと手掘りの穴だ~。
周辺を探すとあちこち穴だらけ~、残されたゴミを見ると近い時代に掘ったようだ。ここら周辺には試掘を含めると500近くの穴があるそうだ。
時間もないのでまた改めて散策してみたいと思う。

zippさんとはここでお別れ、たくさんの野菜やシイタケの原木も2本いただき、もの凄く充実した2日間を過ごすことが出来ました。
zippさん、いろんな経験をさせていただきまして心から感謝いたします。
なんやかんやと体験させてもらうまでの用意と手間もありがとうございました。全てが楽しかったです~\(^o^)/

