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奈良県内で軽登山・カヌー等アウトドア楽しんでます。


by ケルト

紺碧なお空の下で真っ白な雪山を楽しむ~【台高】2/11

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8~9日にかけて台高で降雪があったが天気が思わしくなく、11日が好天予報だったのでじっと我慢の子で待機。

前回経年劣化の為スノーシューのバインディングが割れたけど、piccoloさんが大陸製スノーシューのバインディングを移植してくれたので復活♪。

大又林道では駐車地手前1km程から、スリップして登れない車がすでに路駐しているが、“私有地に付き罰金壱萬圓”看板の空き地にも1台!。
7時大又駐車場に到着、既に10数台が先着されていた。
チェーンスパイクを装着して出発~。

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今日は赤ゾレ~国見山、下山は天高ルートの周回予定で駐車地からすぐの橋を渡って植林帯から登って行く。

土日どちらかに歩いた方の薄いトレースがあるだけなので新雪を踏めるかな?。
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5本爪動物のトレースも同じように登っていて、piccoloさんがテンかな?と言う。

傾斜が緩くなるトラバース道を歩いていると、小動物が倒木下へと出入りしてるフットプリントがあった。
多分ネズミ類が倒木下に巣穴を掘って住んでいるのかな。
別の倒木の隅には、蜘蛛の巣がささやかながら張られていて融けた雪の雫がリング状に付いていてキラッと光る。
フワフワそして時折サクサク雪で足裏に伝わる感触が心地いい。
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手入れが行き届生き、すーっと垂直に林立している杉植林の広がりが何かの旋律のように感じ、幾重にも重なる音が奏でられ聞こえない音を届けてくれているよう。
静寂なんだけど、時折風で新雪が巻き上げられて辺りがフワ~っと白くなり音が見える気がする。
とても優しい空間を歩けているようでホワッとした気持ちになる、幸せだな~。
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稜線が見えてきたが、辺りはまだどんより曇ったままなのでここで小休止。しばらくすると北から青空が見えて来たので歩き始める。
北には紺碧の空が広がり、南はどんより薄曇った空が広がってせめぎ合っているみたい。
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そのどんより薄曇りもやがて太陽の光が射してるように、更に薄い雲となってきた。
雲を介して見える太陽は神殿で祀られている鏡のようだ。

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ふと目に付く木が!、何が気になるのかな?とよく見ると上部が上に伸びないで曲がる不思議な成長具合。
フサフサ生えている葉っぱには沢山の雪が積もっていて、フカフカの洋服を纏っているように見えて来た。
雪の巨人と呼ぼう。

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控えめですが、樹氷の付いた木々が青空に映えて綺麗~なんという最高のロケーション。
赤ゾレ池へ行くとノートレースで、綺麗に凍った赤ゾレ池が写せる。

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piccoloさんが北側から凍った池の上に乗り始めたが、水が上がってくるようなので東側から歩き始めて中央でポーズ。
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嬉しがりの私も池の中央に立つと、ふとイソップ童話の"金の斧と銀の斧"の物語を思い出した。あれって女神様が池から出て来てどうなる話だったかな?
帰宅後ネットで調べてみたら驚く内容であった。童話や、昔話は現代社会に合わせて内容が変えられているのが多いようです。
本当の話は女神様ではなくギリシャ神話のヘルメースだったのです。私はよほどHGに引き寄せられているんだなと驚いた。
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ここからスノーシューにチェンジする。
ラチェットバインディングになったので装着は両足30秒程!着脱の手間が以前のとは全然違って早い!!。

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piccoloさんのはまだバインディングが割れていないのでそのまま、一本一本バンドを掴んで引っ張らなければならないので時間がかかる。
ただ大陸製なので耐久性は???この日は問題なく歩け帰宅後の点検も問題なしでした。
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馬駆ヶ場辻までくると頭上は青空だけど、国見山から南は奈良県側から次々とガスが湧き上がり風も強そうなので周回は諦め馬駆ヶ場スノーシューハイクに転進。
青空も紺碧へと変化する空の下の景観が素敵過ぎ~♪。

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次のコブへ登ると、目の前に見える国見山の景観がとてつもなくファンタジーだったのでここらへんでランチにしようということに。
スノースコップで雪を掻き集め、特等席になるよう雪のテーブル&ベンチ作り作業開始~、なかなか座りごこちの良いのが出来た。
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燦燦と降り注ぐお日様と、フワッとこんもりとした雪山を眺めながらのんびり食べるのは贅沢だね。ポカポカの日差しで雪焼けしそうだ。
素晴らしい雪山日和!!風も吹いてこないので穏やかに過ごすことが出来た。
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1時間のランチ休憩後、来た道を戻ることに。
翌日から気温が上がるようなので、今季最後の雪山かもしれない!?ので思いっきりこの景観の中を楽しむ。
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シューハイクで彷徨っていると立ち枯れた木にオレンジ色の菌類発見、青と白の世界の中にオレンジ色が目立つ。触ってみたらフニョフニョで柔らかい。
アセビの花芽も目立っている。
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赤ゾレ池へ戻ってくると樹氷はかなり落ちていたけど、メチャクチャ綺麗に晴れ渡る最高のロケーションになっていた。
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国見山方面を振り返ると、広葉樹に混じる針葉樹がとんがり帽子の雪の巨人達のようで稜線目指して登ってるような姿が面白い~。

ここからまたチェーンスパイクにチェンジして植林帯を下山。
ラチェットバインディングの解除はチョ早~、今までスノーシューの装脱着に手間が掛かり手がかじかんでいた時は大変だったけど、このバインディングだとそんな心配もいらないな。
駐車地に14時半頃着。
素敵な雪山を楽しむことが出来ました。またまた気温が下がる時を期待しよう!!
臺髙(台高)山脈って素敵な漢字だね。






ブログテーマ:冬と言えばこれ。あなたの見つけた雪景色
by ceruto | 2020-02-16 14:44 | 台高 登山 | Comments(0)