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奈良県内で軽登山・カヌー等アウトドア楽しんでます。


by ケルト

海のカラフルな生物観察が面白くなってきた~♪ 【三重県・熊野灘】8/8


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前回のシュノーケリングで海藻や海綿などの海辺の生物に興味が出てきて、もう一回見に行きたいと思う気持ちが芽生えてきた。

あのカラフルな生物群の生態の不思議さに惹かれ始めた。

piccoloさんが天気図を調べて8/8なら唯一行ける日になるだろうと言うことで行ってきた。

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天気は晴れていて台風の中休みの様。砂利浜に降りて様子を見に行くとまだ潮が引いていない。

砂利浜に生えていたハマナタマメに沢山の実がなっていた。

なかなか大きくて愛嬌のある形だ。

食毒不可で莢は凄くしっかりしている。海に乗って行くから莢はしっかりしているのかな?

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潮が引くまで反対側の岩場の所で泳ぐため移動する。ここも誰も来ないところだ。

お陽様も照ってきて気温も高くなってき水に入ると丁度いい。

こちら側の水の中は殺風景だ。海藻と刺胞動物は見られない。

時間潰しの為、暑いので水の中に入ってられるのはいい。

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前回、piccoloさんは海パンの下は素足で泳いだせいでかなりひどく日焼けして痛そうだった。今回は海パンの下にスパッツを履いて防護した。

私は長袖で長ズボンのフィットネス水着だ。海の中は刺胞動物が多いので刺されたら楽しさも半減してしまうので全身水着を着用。ゴム手袋も必需品だ。

泳いでいるとたまに海松が点在している。殺風景な海の中、緑色の海松を見ただけで嬉しくなる。


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目に前でフジツボがコロンと勝手に剥がれた、そう言えば岩に付着している側って見たことがない。

硬い殻は円筒が何個も束になったような形。

その生態を調べてみたらノープリウス幼生時代は泳いでいて付着出来そうな岩礁を見つけるとキプリス幼生に変わりその岩礁が付着するのに良いところなのか、フジツボに変化すると一生その場所から動かなくなるので生きていくのに良い場所か足が出てきて歩き回って、かなり綿密に確認するのだそうだ。

いい場所だと判断するとセメント腺という機関から接着成分を出して定着する。

フジツボ時代からは想像できないが幼生時代の姿はとても可愛い。

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フジツボは貝の仲間ではなく海老や蟹と同じ甲殻類になり、雄雌同体なのだそう。

オスでもありメスでもある、近隣の個体と交尾し合う。

目の前でコロンと剥がれなかったらフジツボのことは調べてなかっただろう、実に面白い生き物だ。

人間にとっては船底に付着したり、原子力発電所で冷却に使う海水とともに幼生が入ってきてフジツボに成長していくから迷惑になる生き物になるそうだ。

確かに固着してしまったフジツボを剥がすのは大変な作業だと思う。

しかし、付着しないような塗料が海洋の環境汚染にもなるし、何かと様々な問題は起こる。

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綺麗な18cmくらいありそうな魚が2匹、目の前を泳いでいる。ベラかな?と思ったけど模様からしてキュウセンのメスみたいだ。とても綺麗な模様。

調べたらキュウセンは生まれたときは皆メスで群れの中で強くなるとオスに変わる独特な性質を持っている。

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そろそろ潮も引き始めた頃だろうとプライベートビーチへと移動する。

移動途中の岩場にナガミルが凄い塊で打ち上げられていた。

触った感触がウェットスーツのゴム素材のような感じでゴムゴムしている。

ちぎったら中はグミのような感じ、同じ細胞の集合体なのかな?

海松も調べれば古代では食べられていたようで日本には古来から海松色という色があり、海松紋という柄も存在していたことを知った。

韓国では現代でもキムチの材料として使われているようです。

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ムラサキカイメンが色素が抜けていないのが打ち上げられていた。

色素の抜けた雑貨店で売っている汚れ落としとかに使われるスポンジの海綿は知っていたが海浜生物としての海綿がどんなふうに海で生息しているか知らず、ちょうど海綿がどんなふうに生きているのだろうと知りたくなっていた時に前回何だろう?と思った生物が海綿であることを知って大いに喜んだ。

打ち上げられていた海綿は綺麗な紫だ~大孔がはっきりとわかる。

前回は天日にさらされ色素の抜けたものを拾った。

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生物の系統樹では原生動物(単細胞)から海綿動物が派生し古代からその形は進化していないのだそう。

その次に刺胞動物が派生し筋肉、神経、消化器を持つようになった。

その次の扁形動物では左右相称で前後の区別が出来、中枢神経があり体表のせん毛で這い回り、肛門はない。

触手動物は口、消化器、肛門を持ち、せん毛のある触手で餌を取る。

原生動物である単細胞生物から最初に現れた多細胞生物は海綿だったんだということを知った。

海綿の生態は不思議な構造だけど多細胞生命の始まりだから非常に興味深い。

系統樹の分類で生物の進化の過程がわかりやすくなっていて凄く面白い。

生物の形は型にはまらず、千差万別であることを知っていくと多様性ということが更に深く知ることが出来るように感じます。

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砂利浜に着き日除けテントを張る。

台風が近づいているのでまあまあ波が立っている。

ここは岩場で遮られている所があるので沖に持っていかれないような場所を探して泳ぐ。

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クロイソカイメンが割と大きな範囲に生えている。この海綿は岩の上の方でよく見る。

太陽の光でどの色を吸収するかで位置が決まるのかな?

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ムラサキカイメンが今から拡がっていく成長過程のが見ることが出来た。

なんだか神経細胞が伸びていっているような姿だ。

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その下の斑点みたいなのはクボミイシゴロモやミサキイシゴロモやソウハンという石灰藻(サンゴモ類)。ここの石灰藻はピンク系が多い。

前からこれは何だろうと思っていたら炭酸カルシウムで出来た藻であることを知って藻なんだと驚いた。

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ダイダイイソカイメンのオレンジ色も綺麗。

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黄色と黒の横縞のカゴカキダイ。

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先週見つけたイソバナに細い白っぽいものが巻き付いているように見える。

これは何だろう?ポリプなのかな?

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桃色の海藻?なのか珊瑚?、サカキノコイシモという分類ではサンゴモ類になる、もこもこっとした枝ぶりが可愛い。

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ヒジキのような海藻から白い何かがたくさん出ている。

ポリプなのかな?それとも卵なのかな?

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前回ホヤかなと思った生物はユズダマカイメンだった。

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これはユビノウトサカというサンゴ。

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これはマナマコかな?10cmくらいの大きさだった。

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変わった形のカニを見つけた、ノコギリガニかな?

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タカラガイが綺麗、このタカラガイは生きていると外套膜で貝を覆うそう。

覆っているのをまだ見たことがない。

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サンゴのキクメイシを今日も別の場所で見つけることが出来た。

キクメイシの横でつぶつぶしているのもあり、別のサンゴかなと思っていた。

写真を拡大したらこのキクメイシが閉じているのか成長の過程なのか開きかけのがあったのでこれもキクメイシなんだと分かった。イソギンチャクの集団に見える。
以前、宮崎県の海で見たサンゴの化石はこのキクメイシだったことが分かった。

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海松がコロンコロンと流されてきた。これが海松紋の海松。

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緑色に黒光っているウニの色も神秘的な美しさ。

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大きな岩場の下の方に卵がたくさん付いていた、巻き貝か何かの卵かな?

な。

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とにかく岩礁に付着しているいろんな生物が興味深い。

植物や苔のような感じなのに光合成ではなく、餌を捕獲して生きている。

根を張るのではなく、岩場に付着している。幼生のときは泳いでいたりする。

太陽光のどの光を好んでいるのかとか興味が湧きまくってくる。

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キスみたいな魚が2匹目の前を横切った、しばらくこのキスを撮影したくて追いかける。

途中、昼食を食べるも早く海の中に入りたくて仕方がない。


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泳ぐ場所によって岩礁と岩礁の隙間から時折荒い波が入ってきて翻弄され、波の泡で目の前が見えなくなる。でも魚も同じように翻弄されているので魚と一体になったような間隔で楽しい。

波に翻弄された時に今回もガンガゼの針がが膝下に刺さってしばらく痛かったけど幸い腫れることはなかった。

綺麗なウミウシを発見したくて岩場をくまなく見ていくけど去年は3種類みつけられたのに前回同様、今回も見つけることが出来なかった残念。

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満潮の時間が近づいてきた。テントを撤収して安全な場所まで戻る。

でもまだ海に入りたいとpiccoloさんにお願いして安全な岩礁プールで泳ぐ。

満潮を迎えているので波がどんどん荒くなってくるけど海の中で波に身を任せて浮き、空中遊泳しているみたいな間隔でこれがめちゃくちゃ楽しい。波が荒いほど上下に左右にと大きく振られる。30分程遊べた。

もう15時前、お名残美味しいがもう帰らないと行けない時間が来てしまった。

海浜生物の図鑑を借りて、いろいろと勉強しよう。

また来年、知識を得てもっと楽しくいろんな生物が観察出来るようになろう。



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by ceruto | 2021-08-14 13:55 | お出かけ | Comments(0)