今シーズン最後の沢登りで絶滅寸前種の野生ランに出会う♪ 【奈良県】8/28
2021年 09月 02日


長雨続きでお盆休みはどこへも行けず、やっと雨も止み今週は久々の夏日が続いた。
沢の水量も落ち着いているだろうからと、今シーズン最後の沢登りへ。
駐車地で用意をして沢沿い林道を歩いて行く。
30分ほどで入渓地へ到着したが、まったく汗をかいていない。

この谷の石は茶色コケが多くヌメヌメ、Hyper-V 氷雪用スタッドレスソールの効果を試すべくフェルト靴に装着してみる。
が、すぐに結果が出た!!滑って滑って危ない!私はすぐに外すことにしたがpiccoloさんはラバーソールとほぼ同じとのことで、しばらくはこれで歩くとのこと。
この長雨でヌメヌメがある程度流されているのでは?と思っていたのだけど双方とも期待はずれ~。
フェルト靴で傾斜ある乾いた滑らかな岩では滑りやすいので、その時はこれを装着すれば有効ですね。


前回、海に行った時に岩に石灰藻が付いていてピンク色の世界が拡がっていたけど、沢にも似たようなモノが岩に張り付いているがこちらは緑だ。これは地衣類になるのかな?それとも緑藻なのかな?調べても出てこない。岩に綺麗な模様が入っているように見える。



沢の中を歩いていて手を置く岩の隙間やあちこちで10cm~18cmほどの様々なヒキガエルさんと出くわす。今日は50匹以上は出くわしたかも、今までで一番多かった。
オタマジャクシもまだいてた。



piccoloさんが小滝を挑戦するも、ヌメヌメに負けて滑ってドボン、全身濡れてしまう。
おお~寒そう。腰まで浸かれても胸までは嫌だな~と思っているとpiccoloさんが登り上がった。
時間かけずに登れたらいいんだけど、水量が多くてなかなか突破させてくれず、冷えてくるが”諦めるな~”と激が飛んでくるので寒いのを我慢してなんとか突破。
やはりしばらくは濡れたくないと訴える。


なんとこの沢沿いの気温はずーっと21度前後で、普通に歩いていても涼しすぎるくらい。
チラホラと木々の隙間からお日さんは射しているけど全然温まらない。

シャワー滝が出てきても全部巻いていく。巻いた所にキソウメンタケが出ていて長いもので15cmくらい伸びているのもあった。




大きな滝を巻く時にpiccoloさんが登って行くところをどうも間違えたらしく、一旦下へと戻ろうとしたが登るのは容易かったが降りていくのは危ないのでザイルを出して懸垂下降で下りて行く。久々の懸垂下降が楽しい。


2度ほどツルッと滑って全身ドボンしたが、あとはほとんど濡れないように進んでゴール地に到着。
沢の景観が楽しめたから良かったけど沢登りらしいことはほとんどすることなく終了。


ランチのラーメンで温まる。
下山の道のりが長いので全身水に浸かってからと思っていたが、ランチ後も涼しすぎて水に浸かる気にはなれなかった。

寛いでいると冷えてくるのでランチも早々に済ませて下山に。
植林の杣道を歩いて行くがいっこうに汗をかかない。

途中で変わったキノコを発見。
本流まで戻ると美しい泉が出てきたが寒すぎて泳ぐことが出来なかった、沢は今日が最後だったのに残念無念。
しか~し良いこともありました、素敵な出会いがあったのです。


それは野生ランで絶滅寸前種のツリシュスランとヒナチドリ、そして準絶滅危惧種のムギランに出会うことが出来た。
ツリスシュランは数株あったが、綺麗に咲き残っていたのは一株だったが見られて非常にラッキー~♪。



ヒナチドリとムギランの花すでに終わっていたが、特徴的な葉を調べたら判明した。

おまけに、着生植物であるヤシャビシャクの実も初めて発見出来た。
これまで森を彷徨って一度も着生蘭は見つけたことが無かったのに、初めてで3種類も見つけられた奇跡に感動。


さらに愛嬌たっぷりのお顔したミヤマウズラも見られた。
そもそも今週末は沢登りに行く予定はしていなく久々の山歩きに行くはずだったが、暑くなりそうだからと前日沢登りに急遽予定変更。
山の神様が今来たらいいものが見られるよ!とpiccoloアンテナに通信してくれたように思う。

駐車地に戻り下山後に寛いでいたパーティの人たちと雑談、紙コップ1杯の天然水を分けてあげるとお礼に自家製ゴーヤを2本いただいちゃいました。
寒すぎて沢登りは楽しめなかったけど、素敵な景観は見られ貴重な植物に出会えたので良い山行になりました。
山の神様、この奇跡的な出来事に出会わせてくださって感謝感激です~!!\(^o^)/

