のんびりスノーシューで雪景色を愛でる♪【奈良】2/11
2022年 02月 17日


林道は落石があり、車は入っていけなくなっている。
だいぶ手前で車を駐車した。
普段、難なく歩いていた林道歩きもスノーシューを取り付けたザックは重く、道のりが長く感じられる。
ここは林道に雪が積もっていても、雪の下はほとんど凍結していない。

岩清水の水が凍っていて素敵な自然のアート作品になっている。
水の一雫が零下の空気に触れて、凍って、次々と流れ落ちてくる水滴がその上を通過する時にまた凍る。
分厚い層になるのやら、下へ下へと繋がって剣のような形になるのやら様々な形を作っているのが面白いなあと感じる。

水の分子の集合体が雫になり、質量が重くなって下へと落ちる時に表面張力が働いて涙型になって伸び外側から中心に向かって、零下の気温に反応して凍っていってツララになるみたいな感じなのかな?。

林道の落石も岩の隙間で水が凍って膨張し、その膨張圧力に耐えきれなくなって岩が割れて落石したんだろう。
水の力は凄いなと感じる。今年は落石の数が増えそうだな。
寒い期間はツララになった水もしばらくは動けない、気温が上がれば自由になれるね。”暖かい”は開放だね。



今日は、いろんな動物のフットプリントが見られた。
小さいのはしっぽの跡も見られるからネズミさんかな?
兎のフットプリントもある。


爪痕が3つに並んでいる、歩幅が狭い何の動物だろう、調べても分からなかった。
ここではいろんな動物が活動しているのがわかる。
人間以外の生物は自然に適応出来るように様々な進化を得て生きているが、人間は服を着て靴を履き、暑さ、寒さを防ぐ家や生活する道具がないと生きてはいけない。
何で人間だけが自然に適応できる身体に進化しなかったんだろう?


進むにつれて段々雪深くなってきた。
沢を渡る時に凍っている岩で滑らないように気をつける。
尾根心を登って行くが、急斜面に雪が溜まっていて周りに掴める木が無い。

急斜面な為、まだ木がある所で雪を踏んで固め、ザックを落ちないように木にもたせ掛けて置く。
チェーンスパイクを装着し、ストックを短く持ち、突き刺しながら登って行く。


登っていく途中で少し太い樹が細い樹の伸びるのを邪魔をするように生えている。
そんなに曲がってまで取り込みたかったのかしら?細い樹も迷惑だろうな。
それとも情熱的と捉えたほうがいいのかな?
ベルニーニの彫刻「プロセルピナの略奪」を思い出す。



稜線が近くなってくると段々日差しが出てきて、青空になってきた。
霧氷が青い空に映えて美しい~。



雪深さが一層増してきたのでスノーシューを装着する。
チェーンスパイクを外して、ものの2分で装着完了。

MSRオリジナルのバインディングバンドは4本だったのでもっと時間がかかる。
霧氷の尾根は白いお花が咲いているようで綺麗だ。
向かいに見える霧氷のお山はファンタジーな世界。


見晴らしがよく掘れそうな所を探し回る。
いい場所があったのでザックを下ろして、スノーベンチ作りを始める。
私は掘った雪の塊で、風除けの壁を積み上げていく。
今日は強風でもないので、こんな感じでいいだろう。


素敵な景色を見ながら、ランチにする。
曇ってきたなと思ったら、また晴れ間が出てきたりを繰り返す。
時折、鳥の鳴き声が聞こえてくるが静かだ。
風がなく、こんな中でランチが食べられ、幸せ!!
温かいコーヒーを飲みながら、ゆっくりする。
贅沢な時間だ。




撤収して、スノーシューを楽しむ。
登りのとろこではヒールリフターを上げるが、手袋をしているとこれが非常に上げにくかった。
piccoloさんがすぐに上げられるようにと、チョボ付きの紐をヒールリフターに付けてくれたので引き上げも楽ちん。


素晴らしい景観が広がる中、今日もなかなか面白い歩きが出来ている。


山頂はショートカットしてトラバースすると言い出した!、目の前の急斜面をスノーシューでトラバース出来るだろうか?
トラバース出来そうなラインを観察するpiccoloさん、”あの辺やったら行けそうや”とホイホイとトラバース開始。

滑り落ちて行かないよう山側にエッジを効かせながらズボズボと進んで行く。
すると、雪面を霧氷の細いハリハリが一面を覆っているのが見えた。
なんて綺麗なんだろう~。
急斜面なので、雪面と顔が近くなっているから見えたんだ。ここトラバースして正解だ~。


今年最後の?スノーシューも堪能出来たな、そろそろ下山に入る。
降りて行く尾根も雪深かったので、スノーシューを付けたまま降りていく。


途中から雪の層が薄くなってきたので、スノーシューを外し、チェーンスパイクに履き替えた。
最後に沢を渡り、小休止。
16時に駐車地へと戻れました。
今年は素晴らしい雪山を何回も堪能出来て良かったです~。
山の神様や、森の樹や沢の水と共振しあえているなあと思いました~。

