三峰山でスノーシュー 【三重県】2/23
2022年 03月 19日


piccoloさんが最近、三峰山に行っている人たちのレポを見て、スノーシューが出来るくらいの雪が積もっていることを知り、三峰山へ。
10数年前に初めて、三峰山でスノーシューをした時はすごい量の積雪で樹にも凄く積もっていて、素敵なメルヘンな世界を歩けて楽しかったがその後、それくらいの積雪になること無く寂しく思っていた、またいつかあれくらいの積雪にならないかなと。



今回はそれに近いんじゃないかと言うことでワクワク!!
しかし駐車場までの林道には全く雪は無く、駐車場にも雪は無く、ゆりわれ登山口まで来るとやっと薄っすらと雪が見えた。
あれっ???雪が積もってない何で?

ゆりわれ登山口周辺には、たくさんのミツマタが蕾を付けていたのでしばらく鑑賞。
ミツマタの樹皮は和紙や日本紙幣の原料になる植物。
(ゆりわれって名前は、ここの地質に中央構造線が走っているから揺れて大地に亀裂が走ったみたいな意味で付けられたのかな?)




雪は無いけど、後のお楽しみかもと登山道を登って行く。
先を進むと薄っすらと雪が積もっていた。
更に登っていくと日陰の所は雪溜まりが出来ている、しかしスノーシューが出来るほどではないな。
更につづら折れ路を登って行く。



向こうに見える台高山脈は雪で覆われているが、黒い雲にも覆われていてお天気が悪そうだ。
稜線付近まで来て、なんとかスノーシューが出来そうなくらいの積雪になってきた。
スノーシューを装着して歩いて行く。
雪の時はこの稜線歩きのメルヘンさが好きだ。

piccoloさんが兎のトレースを発見。(兎はウサギのことなんだけど、草冠のある菟はカエルのことらしい。たまたま何かを調べていて知りました。)




八丁平まで来ると風に飛ばされて雪は積もっていないのでスノーシューを外して歩く。
ずっしりとした黒い雲に覆われた下界の村々が見える。
山々の隙間に出来た平らな場所は人が住み着く場所になるんだなと、改めて思う。
(凹地は川が流れているから、命の水が確保出来る)


最初の古代の山々は、どれほどまでの高さがあったんだろう?
どれだけの年月を掛けて今の高さまで低くなったのかな?
平らな地は、氷河期の氷河で削られた後なのか、それとも凄い水量の水が流れていて今のような地形になったのかな?とか考えながら風景写真を撮る。


今日は朝早めに出てきたので八丁平には人がいず、奈良県側から登ってきた数人とだけ挨拶を交わしたぐらいだ。人気のある山だけに1時間位遅いと人が多かっただろう。

しばらくスノーシューを付けずに歩いて行く。
大日如来と彫られた石に赤いバンダナが被されていた。
最近調べていることで”唐招提寺”が気になっていたら、BSNHKで唐招提寺の番組が放送された。
これまでの気になったことは私が引き寄せていると思っていたが、私が今調べていることに引き寄せられているのかもと思った。
去年から牛が気になりだしたら、頭に知らない単語が現れ始めた、牛頭天王と宗像という言葉。

最近”ド”ハマりしているバンドが”King Gnu”と”Millenium parede”ここにも何かあるのかなと思っている。Gnu(ヌー)を調べたら和語でウシカモシカと言う、牛と鹿が合体した名前だ。(20代の時にハマっていた漫画の”バナナフィッシュ”が数年前にアニメ放送されていて、その主題歌をKing Gnuが歌っていたことを後で知った)
NHKの朝の連ドラ ”カムカムエブリバディ” の内容を見ていてなんだか奇怪。
いずれまとまったら、このことはレポにしようと思う。


またまた脱線してしまった。
稜線をしばらく歩いていると、そろそろスノーシューを付けてもいいくらいの積雪になってきた。
ゆるーい登りとゆるーい下りと繰り返し歩いて行く。
下山のルートの標識近くでランチにする。


下りは月出登山口へと降りて行く。
林道近くまで降りてくると登山道を横切る沢が凍っている。白熱電球やキノコみたいな形もあって可愛いな。
木の枝に伝って凍ったのは巨大イモムシに見える。
最後に氷のアートが楽しめました。



三峰山に行きたいと思っていたから、最後の雪山は三峰山で閉めることが出来て嬉しく思います。今年はたくさんの雪山を楽しむことが出来ました。
山の神様に感謝!!