岩場の妖精と面白い虫たち、春のお山は素敵な玉手箱~【台高】4/9
2022年 04月 14日



山へ行く途中のお寺のしだれ桜が満開だったので、ちょっと寄り道。
誰も居ないので、ゆっくりと美しい姿を鑑賞。
花の真下へと行くとお花の滝の中にいてるよう、一つ一つのお花の色、形とても可愛らしい。
桃色ってフッと心に優しい気持ちを芽生えさせてくれる色だなと改めて思う。


山へと入っていく林道の岩場にショウジョウバカマがわんさか生えていた。
ショウジョウバカマはピンク系のが多いけど、ここで群生しているのは白だけです。
茎も透き通っていて岩場にたくさんの妖精が居てるように見える。


林道は岩が崩れて道が塞がれているとなっていたけど、何とかギリギリ通る事が出来た。
お山へと入っていくとハシリドコロにもう花がついていた。
トリカブトやバイケイソウも葉っぱが出てきていた。


谷沿いを歩いて行くと倒木にシイタケが出ていて.まだまだ小さいがすでに傘表面に割れ目が入っていた。雨が少ないからこれ以上は成長しなさそう。


コガネネコノメソウの小さいけど黄色の花が目立つ。

ニリンソウに可愛いほんのりピンクの蕾が付いている。

なんだかわからない綺麗な羽の虫。

ミヤマカタバミはまだ葉っぱが閉じているけど可愛い蕾と共にまもなく開くでしょうね。
この花も有職文様で使われていた。ヒカゲノカズラも文様になっていた。
古代の人は何気ない野草も文様にしていた。
昔はアスファルトで覆われていなかったからたくさんの種類の野の花があったのかな。
私は文様にするならアケビの花にしたいな、めちゃくちゃ可愛らしい花です。
花や草の神秘性を昔の人は纏いたかったのかしら?それとも呪文かな?


最近 ”ジョ” という言葉が気になって、調べていたら ”恕”という漢字が出てきた。
一見、”怒”という字に似ているが 、この”恕”と言う字は 許す と言う意味であると知った。文字体の ヌ と 口 の違いだけでこんなに大きく意味が違うんだと漢字の形体に面白みを感じた。


piccoloさんが対岸の樹にスズメバチの巣を発見、大きな穴が開いているからもう使われていないよう。

アブラチャンの樹に黄色い花が付いている。


タムシバも開花していて周辺はいい香りが漂っている。


沢沿いを離れて、尾根を登って行く。大きな形の良いヤドリギが目に入った。
望遠で写真を撮ってみたら、お花が咲いているのが分かった。

池に行って、何か面白い昆虫は居ないかなと覗くとボート漕ぎをしている虫を発見。
マツモムシというカメムシの仲間だ。写真を撮って見たら、背面泳ぎしている。
面白い。カメムシだから飛ぶことが出来る。

素潜りをして、ある程度の所まで潜ったら、すぐ水面に浮上してくる虫を発見。
調べてもなんだか分からなかった。


水面を走る蜘蛛を発見。ハシリグモというらしい、潜って泳ぐことも出来るらしい。
水底にヤゴも見える。

こうして観察していると水陸で生きられる、プラス空まで飛べるんだと昆虫はいろんな空間を制覇できる生き物なんだと改めて驚いた。
時間が許せる限りずーっと眺めていたい、がpiccoloさんを待たせているのでそちらへと移動。

見晴らしの良いところでランチにする。
今日はめちゃくちゃいいお天気だ。ポカポカ陽気、風もなく穏やか。
すると大きな鳥が飛んできた、クマタカ?と思ったが羽が曲がっているからトンビだった。
piccoloさんは、クマタカかもとカメラを構えて連写したが残念だったね。




ここの散らばっている岩は薄いのが重なっているやや青みがかった石と熱水貫入した白い石とが落ちている。緑色片岩かな?


しばらくあてもなく彷徨う、足元の土はふっかふか。
暖かくなって土の中の菌糸や微生物が活動し始めてふっかふかの土になったんだろう、足裏の心地が良い。
前を行くpiccoloさんが止まっている、何を発見したんだろう?
近くに行くと日向ぼっこをしているアオダイショウが居て、私達の気配に気がついていないのか暖かくて寝ているのか、動かない。死んでいるのか?piccoloさんが落枝でつついてみると動いた。きっと気持ちがいいから邪魔しないでと言ってるような気がした。

谷沿いへと降りてくるとキハダが動物に舐められた後が見えた。
動物は何が体に良いかは本能で嗅ぎ分けているんだなあと思う。
人間はそういう本能をいつ忘れていったんだろう。

ジャゴケの雌器托が伸びていてキノコっぽい。葉状体の一個一個の細胞の気孔が目立つ、
不思議な見た目。

ニッコウネコノメソウの雄しべの赤色がなんだか可愛い。

ニリンソウの花が1つだけ咲いていた、こちらも可愛い。

エイレンソウも一つだけ生えていた。

小さな竜胆も蕾を付けている。

今日もポカポカ陽気の中、適当散策が楽しめました。
山の大地はいつも優しく迎え入れてくれるなと感じました~。

