積雪たっぷりの三峰山 三重県側ゆりわれ~月出登山口周回でスノーシュー堪能 【三重県・高見山地】1/28
2023年 02月 03日


今週も雪がよく降った。三峰山はどれだけの積雪があるんだろう?
林道へと車で走っていくと車の轍がないので一番乗りで駐車場に行けそうだ。
途中のカーブは雪が吹き溜まっている。
運転しているpiccoloさんがタイヤに雪の抵抗を感じると言う。
はたして駐車場まで無事にたどり着けるんだろうかとヒヤヒヤ。

何とか駐車場に無事到着し、ドアを開けるとドアの高さギリギリまで雪が積もっていた。
30cmくらい積もっている。


用意をし、7時40分、アイゼンを装着してゆりわれ登山口を目指す。
毎年、三峰山にスノーシューに来ているがこんなに駐車場が積もっているのは初めてだ。
登山口までも結構な積雪。



ゆりわれ登山口に到着。ミツマタが花をつけている。
誰も歩いていないので踏み固まっていない新雪のパウダースノーを歩ける。
植林を越えるとパッと視界が広がる。

積雪が凄く、ラッセルラッセル!!
吹き溜まりに来ると一歩前へ進んでも雪が深く崩れ5cmくらいづつしか進めない。
今日のお天気は曇り、まだ風が吹いていないだけありがたい。

雪の重さでしなっている木が行く手を遮っているのでpiccoloさんがストックで雪を払いながら進んで行く。
そのままだと通り抜ける時に雪をかぶってしまうことになるからだ。
こんなに雪が深くなっているとは・・・。


ラッセルが続き、吹き溜まりが来るたびに雪が深く10数cmくらいづつしか進めず、果たして八丁平まで行けるんだろうか・・・。
先頭を交代し、ストックを横に持って積雪を崩しながら進んで行く。
時間経過のわりに進んでいない(^^;。



トラバースしている登山道の吹き溜まりはかなり雪が深く、体力の消耗が激しい。
piccoloさんが「夏道は諦めこの急尾根をガシガシ登り上がったほうが雪の深さがマシじゃないか」と登山道ではないところを木を掴みながら無理無理上がっていく。
確かにそっちのほうが雪の深さがマシなので、前に進んでいきやすい。


何とか見晴らしの良いところまで上がってこられた。
ここまで来るのに相当な時間がかかった。
こんなに雪が深くなっているのを歩いたのは初めてだ。

なだらかになったのでスノーシューをつけて進んで行く。
やっと楽になるだろうと思っていたら、ここからも吹き溜まりや積雪被りのアセビ等で腰くらいの深さのアップダウン、スノーシューを装着していても深く沈むので、進んで行きにくい。




ツボ足だったらかなり苦戦するでしょう。
毎年、ここからメルヘンな雰囲気になり好きな道なのだが、今年の積雪が凄すぎて素敵なんだけど進んでいくのが大変なので喜んでいられない。


ここまでも体力の消耗が激しかったのに、まだ続くのか・・・。
あともう少しで八丁平だ〜。
ここまで来ると風で雪が飛ばされているので積雪も10cmくらいになり、やっと歩きやすくなった。
しかし風が結構強い。
周りは真っ白で下界の景色は何も見えない。時間は11時50分。

奈良県側からは、霧氷バスでも来られているので登山者は相変わらず多い。
三重県側のゆりわれ口からは私達だけであった。
山側の景観は、凄くメルヘンだ。だが寒すぎてメルヘンだ〜とウットリしていられない。


風がきつく顔が痛いのでマスクを被り、ゴーグルを付ける。
1km程進んだら風がましになった。


ここからは月出登山口の方へと周回して行く。
こちらのコースを歩く人は少ないので、素敵な雪景色を堪能しながら歩いていける。
初めて三峰山にスノーシューをしに来たのが14年前でその時も積雪が凄かった。
このあたりを歩いていると木が雪の重さで垂れ下がり、さながら雪の木のトンネルを抜けて歩け、素敵だなと思っていた。

翌年からは、積雪が少なくなり雪の木のトンネルを体験することがなくなった。
またあの雪の木のトンネルの中を歩きたいなと年々、願っていた。


今年の積雪は、14年前以上の多さだ。
めちゃくちゃメルヘン&ファンタジー!!
願っていた雪の木のトンネルを歩けている。
ここまで登るのはかなり大変だったけど、来て良かった〜。

月出登山口の分岐となる新道峠までやってきた。
もうお腹がペコペコ〜。
風も穏やかとなり倒木に積もっている雪を払い、ここでランチにする。13時30分。
ちらほらと小雪降りつつもお日様が射してきた。景観がキラキラしていて美しい。

14時10分に下山に入る。こちら側へ下山する人はいないので誰も踏んでいないパウダースノーを歩ける喜び。なんて素敵なの~
膝下くらいまで雪が積もっていてフワフワの雲の上を歩いているかのよう。
途中から綿雪がフワフワ〜っと降ってきた。
黒い手袋をした手を差し出すと綿雪がホロッとのかった。
小さな結晶が集まって綿のようになっている。可愛い。
なんて神秘的〜。

駐車場まで来ると開けて、右側はお日様がサンサンと輝いている。
左側はまだ曇っていて風に乗って綿雪が吹雪いている。最後までファンタスティック!!
15時15分に無事に駐車場まで戻って来られた。
私達の車しか止まっていなかった。

帰りにpiccoloさんが「自分たちの車の轍を見て、行けると思った車が途中までは来ているんじゃないか」と言った。
林道をだいぶ下ってきたら、確かに2台分の轍があったがどうやらスタッグして、引き返したみたいだ。
今日の状態では4WD+スダッドレスの車しか登れないくらい林道も積雪が多かった。
お陰で三重県側からは貸し切り状態だったので面白かった。
かなりの積雪だったけど登りは良い体験が出来た。
メルヘン&ファンタジーな森歩きを堪能でき、下山までファンタジーな世界を歩けて雪山を楽しませてくださった山の神様に感謝です〜。

