美しい絶景広がる白倉又谷沢登り 7/22 【台高山脈・奈良県】
2023年 08月 07日


去年、白倉又谷の遡行帰りに良い香りが漂っていて、何だろう?と思ったがpiccoloさんがだいぶ先を歩いていたのでその時に確認せず帰ってしまった。
今年はその香りを確認するぞ〜と思い駐車場を出た。


このあたりで香ったはずだと鼻をクンクンと嗅いでみたら、やはりいい香りが漂っている。
この香りの正体が突き止められそうだとあたりを見回したら、少し高い斜面に一本だけ花が満開になっている樹を発見。

砂利ザレ場を登って手が届きそうな花の枝を掴んで香りを嗅いでみた。凄くいい香りがした。この香りは沈丁花だと思ったが帰って調べてみたら、秋に赤い萼に紺色の実をつけている ”クサギ” だとわかった。実はよく見るから知っていたが花は初めて見た。
花はいい香りがするのになぜ ”クサギ” という名前なのかというと葉が臭いらしい。
実と萼はそれぞれ染料になり、若葉は山菜として食べられるらしい。
去年から気になっていたことが解決!!


車から出た時は肌寒く感じたが長い林道歩きで汗をかいた。
沢へと入渓する前に10分程小休憩。
休憩したら、暑さが飛んでいってしまい、またちょっと寒く感じてきた。
今日は曇予報だったので前半はあまり濡れないように気をつけていこうと思った。


沢へと入っていくと相変わらず美しいブルーの色。早速入渓し膝まで浸かりながら進んで行く.、めちゃ冷たい。
いくつもの小滝を乗り越えていく。
素敵な景観に感激しながら、写真も撮っていく。

この岩を超えると難儀な岩登りが待っている。
去年は梅雨の長引きで水量が多かったが、今年は例年より水が少ない。

piccoloさんがツルッツルの岩壁を登り上がり、私の番になると足をかけたい所が高くて届かない。何回も来てるのに、ここで登れなくなってしまったのは初めてだ。
良いところまで上がりそうなんだけど最後の体を持ち上げるところでツルッと滑り落ちてしまうこと10回。
まだまだ先は長いので、ここで体力を消耗してられないので悔しいがpiccoloさんにシュリンゲを出してもらい、それを掴んで登り上がれた。

しかしこの次が一番難所の5m滝右岸のリッジを登っていくが、ここもツルツルで手掛かり足掛かりが微妙。
以前までは途中に掴める小さな頼りない樹があったが今回はなくなっている。
piccoloさんは慎重にザイルをつけて登って行った。

登ってこいの合図があったので、登り始めると一発目からツルッと滑った。
ザイルで確保しといて良かった〜。
気を取り直して、慎重に登って行くがまた滑りそうになり、自分に落ち着け〜と言い聞かせて、なんとか登り上がれた。毎回ここはドキドキする。



ここを超えたら、あとは景観を楽しみながら遡行していける。
6mの斜滝と13mの滝が圧巻です。



ここも右岸斜面を高巻きして滝の落口へ。




ここからしばらくは穏やかな沢歩き。





癒しの見どころ2段15m滝と右の枝谷15m滝、ここは神がかった景観が広がるお気に入りの場所。めちゃくちゃ神秘的〜。美しすぎる〜。もう〜うっとりです〜。
泳ぎたいけど、気温が低く濡れるのが嫌で我慢。

イワタバコちゃんのピンクが目立つ。この花も漢方になる。
若葉は酢味噌和え、胡麻和えで食べると美味しいらしい。まだ食べたことないけど。
効能は胃潰瘍、慢性胃炎、食べ過ぎ、飲み過ぎ等の症状に効果あり。



冷えてきたので、鑑賞タイムを終え、右岸斜面を高巻く為に沢靴にチェーンスパイクをつけて登っていく。以前歩いた所に灌木が生い茂り、上りにくい。
piccoloさんが行けそうなところを確認しに行く。100m程登り上がり、ゴルジュ先端の10m滝上へとトラバースし着地。は〜疲れた〜。ここで小休止。


ここから大岩の下をくぐるのだが濡れたくないので左側から小滝を登る。

ここを超えると、美しい淵が出てくる。なんて眩いの〜。

ここまで来るのに赤い岩や青い岩が出てきてきれいだ。水と反応しているのか水面を境に下は青く、上は普通の岩の色だ。どういうことだろうか?今日初めて気がついた。
写真を撮ったが上手く水面下の青色が撮れていなかった。


馬ノ倉谷出合まで進んでいく。途中途中でカエルちゃんやオタマジャクシがいっぱい〜。
15m滝の淵に到着。曇っているので光が入らない。晴れていたらものすごい輝きで美しいです。滝の水が少な〜い。

最終地点の30m滝へ移動。

ここに来て、晴れてくれた。暑いので淵に入る、でも泳がない。


piccoloさんが呼んでいる、左岸の岩の隙間にカエルちゃんたちが日向ぼっこしている派と岩陰に潜んでいる派といたのが面白かった。

1.5cmくらいの大きさのおタマちゃんがカエルさんに変身する途中の子たちもたくさん泳いでいた。可愛い〜。


この滝の岩をよく見ると両サイドの岩と滝の水で削られて露頭したところの岩が全然違うものだと気がついた。削られたところは層になっている。
層になっているところは海底由来で、両サイドの岩は海底隆起後の火山爆発由来かな?
何度も来ているのに、今更ですけどそんなことを考えてみた。

暖かい日差しが指しているうちにランチにする。
30分もしたら、冷えてきたので下山に入る。
下山途中でアシグロタケを発見。食べられないけどいい出汁が出るそう。傘が皮革のようなツルッとした手触りで気持ちがいい、簡単にちぎれない。きのこって様々な肉質があり本当に興味深いです。



林道を歩いていたら、可愛らしい白い花が目に入った。ネジキという樹らしい。
壺状の花の形が可愛らしい。今まで気が付かなかった。
なぜなら、下山後はいつも下流域でキャニオニングをするので、そっちに気がいっているので斜面側を見ていなかった。今日は気温が低すぎて濡れたくないのでキャニオニングは諦めたのでお花に気がついた。10年以上も来てるのに初めてお花の存在に気がついた。
まだまだ新しい発見があるんだと嬉しい思いで帰りました。
天国で筏場管理事務所のおじいちゃんが見守っていてくれたからかも。
白倉又谷、美しくていいところですよね・・・
写真を拝見しましたが、沢登りも楽しそうですね!
またお会いしたらよろしくお願いします(*´▽`*)
山の中での面白い出会いに感謝です~。
山の中には神秘がたくさんありますね。
台高の沢は美しいところばかりですよ。
はい、またお会いできたら良いですね。(*^^*)
私も2回目にしてまさか人と出会うとは、似た趣味同士、山が会わせてくれたかも・・?
ひんやりしたあそこは、暑い日にはちょうどいい避暑地ですね。中も冷蔵庫ですよ。
黒倉又谷のほうも、探索がてら沢登りも楽しみつつまた行ってみたいと思います。
P.S.
piccoloさんのコメント、自分のコメントを書き直そうとして、、すみません間違えて削除してしまったかもです。。
出会わせていただいた山の神様に感謝です。
2017年08月05日の白倉又谷レポに、霧の写真を掲載していますので暇なおりにでもご覧ください。
piccoloの名前から2017年以前のレポをリンクしています、もしくは以下のリンクをコピペしてください。
http://piccolo.gooside.com/index.html
》piccoloさんのコメント、自分のコメントを書き直そうとして、、すみません間違えて削除してしまったかもです。
no problem(=^^=)
そうですね、本当にこんな素敵な出会いがあるんだと山の神様に感謝しました。
沢は天然クーラーの中に居るような感覚、というかめちゃくちゃ寒い。この35度も超える夏なのに寒いと言えるのは贅沢なのかも。
中の冷蔵庫も体験してみたいです。ウフフ!!
黒倉又谷は白倉又谷と全然雰囲気が違うけどめちゃくちゃ美しい景観が広がってますよ~。
地下渓谷へのお誘い、ありがとうございます~。
めちゃくちゃ興味深いです~。
あれだけの冷気が漂っているのは凄いですよね。
どんな所なんだろう?ワクワクします!!
この週末は、久々に山歩きに行きました。
面白いキノコをたくさん発見しました。
レポ書くのでまた見てね。
私達は秋からキノコシーズンに入ります。
ツキノワグマの撮影もして行きます。
なので来年の夏にご案内お願いしたいです~。
寒がりなので、どんな装備をしたら良いのかまた御指南くださいね!!

