初めての奥玉谷 ウスガサノの滝は絶景~♪ 微生物動画あり【台高山脈・奈良県】8/5
2023年 08月 30日

piccoloさんが行ったことがない奥玉谷に行ってみようと提案、初めての沢にドキドキする。
先月は雨量が少なかったのでどこの沢も水量が少ない。
今回は初めての沢なのでどんな所が出てくるかわからないので水が少ないほうが遡行しやすいのでいい時期に行けたかも


車を駐車し、用意をしているとアブが集ってくる。刺されないように用心しながら林道を歩いていく。
林道を20分くらい歩いて、沢に近いところから降りていく。途中でいい香りが漂っていて辺りを見回したらクサギの花が満開になっていた。
沢近くまで降りてくると、倒木に粘菌の黒ホコリがアフロヘアのように生えていた。


沢へ降りてくるといきなり巨岩だらけ。白倉又谷や黒倉又谷より、標高が低いので水温はそんなに冷たく感じないのでどんどん入っていける。

面白い苔が出てきた。まるで腕がたくさん出ているような面白い形。
深い所の水の色は白倉又谷や黒倉又谷と同じブルーで綺麗だ。

ここでも石に紅藻のベニマダラがついている。


暫く行くとしっかりしてそうな蔓を発見、ブランコできるかなと蔓にぶら下がってみたら大丈夫そうだったので。岩の上から蔓に乗り移った。すごくしっかりしていた。蔓って凄い丈夫なんだと素晴らしいなと思った。

雨量が少なかった分、水中の岩に長い緑の藻がびっしりとついている。顕微鏡で見るのに採取した。


泳げそうな所は、どんどん泳いでいった。

今年初めてのアカハライモリちゃん。手は4本で足は5本、指先が可愛い。

カエルちゃんもいる。

水中にある岩に海苔のような藻が付いていたので、これも顕微鏡用に採取した。
艶感がいい。深緑色でピカピカな藻。

昔のトラックが落ちて無惨な姿になってます。

水中を行けそうにない所は巻いていきます。
石がゴロゴロしていて足を持っていかれそうになるのを気をつけながら進んでいく。


ここの岩場の影でニホンマムシ!とぐろを巻いて休憩中の姿を写真に撮ろうとしたら、舌をシュルシュルと出して、尻尾がガラガラと回転していた。威嚇されていたのかも。なので写真がピンボケになってしまった。
ここから前に進むのに岩がツルツルでpiccoloさんが登るのに苦戦。
私は水の中に飛び込んで岩場の真ん中あたりに行き、足掛かりがあったのですんなり登れました。これは水量が少ない時期だから行けたのかも。水量が多い日だとこの岩場の箇所を超えるのは難儀しそう。



水が冷たくないので、どんどん楽しんで遡行していきます。

3cmくらいのマイマイも一生懸命滝登り。

綺麗な薄緑色の羽の色の12cm程の大きさのオオミズアオという名の蛾が力尽きて地面に臥せっていた。胴体は白い毛に覆われている。足は赤い。とても綺麗な配色の蛾。


ミヤマカワトンボの胴体は茶色い。よく緑の胴体の子は見るんだけど、茶色い子は初めてみた。調べたら、緑の胴体はオスで茶色い胴体はメスなんだって。


暫く進むとよく海岸で見る、層が隆起して縦になっている岩場だらけの所に出た。
これは何億年も昔、海底で沈殿して出来た層が固まって岩になったものかな?

この岩場を越えていくと、ガラッと景観が変わり、穏やかな河原歩きが15分くらい。
岩もなく、深みもないので、淡々と歩いていく。

ちょこっと泳げそうな深みが出てきたので、泳いでいると右岸から突き出た岩に体長1m以上ありそうなヤマカガシが今にも水に飛び込んできそうな形でいた。怖いながらも写真を撮る。この時は、水に入ってこなかった。でもビックリした〜今日は毒蛇ちゃんによく会うな。


岩に擬態しているカエルちゃんの指先の形がまあるくて可愛い。メスのカジカガエル。
鳴き声はよく聞くけど、姿を見るのは初めてかも。

岩に綺麗な褐色の藻?地衣類?分類がわからない、でもきれいな色。


淡々と歩いていたら、目の前に巨岩帯が出てきた。こんなにもガラッと雰囲気が変わるなんて、この先はどんな世界が広がっているんだろう。ワクワク!!


巨岩帯を抜けていくと、少しの砂場がありピンク色が目に飛び込んで生きた。
何だろうと?近づいてみるとこんなところにネジバナが咲いている。
しかも通常見るものより、大きい。ねじ巻きに花が咲いています。可愛い。
花びらが腕を広げているように見える。面白い。


どんどん両側の壁が狭まってきた。

水面の岩に白いつぶつぶが目立ってきた。これは卵なのかな?なんだかよくわからない。

壮大な岩の隆起。曲がってます〜。

どんどん神秘的な雰囲気になってきた〜。
大きな岩の穴が見えてきました。


ここを抜けると、ド~~~~ンとウスガサノ滝が鎮座していた。めちゃかっこいい~。


今回は水量が少ない、普段の水量はどんなかな~?
プカプカ浮きながら景観を眺める。周りの岩場と滝のコラボが壮大な景観を生み出してます。今回水量が少なくてよかった。恐怖心なくここで遊べる。

上を見たら、青空が広がってます~。

水中メガネをつけて、泳いで遊ぶ。お魚がいっぱい。たくさん寄ってくる。
岩場へと上がり、どんつきのところから湧き水が出ていたのでペットボトルに2本汲む。
凄く美味しい。

飛び込んで遊ぶ。
最後のゴールの景観が素晴らしすぎる。景観を堪能して下山に入る。
来た場所に戻っていく。

暫く行くと、往路では見られなかったラッパダケらしきキノコが一部の場所にだけたくさん生えていた。帰って調べたらアンズタケだった。沢の真ん中にアンズタケが生えてるのって珍しくないかな?杏の香りがするらしい、この時に匂いを嗅いどけば良かった、もったいないことした。

ヤマカガシに会ったところまで戻ってくると、ヤマカガシが水の中を泳いでいた。
泳ぐ速さが早い。顔を上げ体をうねらせて上手いこと泳ぐな〜。

暫く行くと、岩場に綺麗な蝶がいた。よく見ると鳥の糞を舐めている。
羽根を広げると凄く綺麗。スミナガシという名の蝶。
林道へと上がる場所まで戻ってきて、ランチタイムにする。
アブが多いのでモスキートネットを張る。

食後、眼の前の、深みで少し泳ぐ。
ちょうどいい感じで日差しが入り、水中の中で泳いでいる魚が綺麗に写真に撮れた。
まるで水槽の中を写したみたい。

足元にたくさん、魚が寄ってきた。

モスキートネットを撤収する時に、枝のようなものがついているので取り払おうとしたら、7cmくらいの大きさの尺取り虫だった。木から落ちてきたよう。

何かわからない、色鮮やかな毛虫も止まっていた。なかなかカッコの良いデザイン。
初めての奥玉谷遡行、なかなか素敵な景観が広がっていて、水も冷たすぎないので存分に楽しめました。ゴールのウスガサノ滝の景観は圧巻。いろんな生き物にも出会えて良かったです〜。
今回は5分と長い動画になっています。
全て肉眼では見えない世界の微生物です。
1、最初に写した長い藻、顕微鏡で見たら綺麗な管のよう、管からピッピと出ているのは胞子かな?動物プランクトンが出てきます。
2、艶感のある緑の藻も顕微鏡で見たら、細い緑色した植物プランクトンの塊なのかな?周りに小さなプランクトンが動き回っています。
3、長い長い棒のようなプランクトンはゆ~っくりと前進していたのが後戻りしています。
4、最後は大きな動物プランクトン、大きいと行っても肉眼では見えない小さな小さな世界の巨人。目もあるし、内臓の動きが丸見えです~。
私達人間も精子と卵子のミクロの世界から巨大化した生き物だ。動画のプランクトンと同じくらいの大きさからスタートしているんだと思ったら、現在の人間の形に成長していることが不思議だと感じる。

