トレイルカメラが捉えたツキノワグマ 【台高山脈・奈良県】 6/22
2024年 07月 31日


梅雨前に設置していたトレイルカメラの回収で山へ。


山を登っているとハシリドコロの葉っぱが鹿に食べられている。
出始めは食べないのに花が終わった後の葉っぱは食べるんだ。

いろんな落葉やシダの枯れたのが時間をかけて腐葉土になっていく。
山の大地はいろんな植生が森や動物や微生物の栄養になる。
動物や昆虫や微生物も糞をしたり死んだら植物の栄養になる。
肥料なんか与えなくても自然の素晴らしい循環で燐廻転生している。
近代までの人間もその一部に入っていたはずなのに、資本主義社会への移行で自然界からどんどん切り離され、自然との共生していた生活がコロッと変えられてしまった。

生活用具や食べ物は自然との調和で村単位で作り出していた。
具合が悪くなるとそこら辺にある植物を乾燥させ、煎じて飲んで体調が整った。
粗食だったが体力は現代人より遥かにあった。

資本主義導入のお陰で自分たちで何も作らず、企業が生産したものを購入するという形に生活が変わっていった。
お金で何でも買う便利な世の中になったけれど、今一度立ち止まって考えれば私達は自分たちで野菜も作らなければ、植物や蚕から糸を紡いで生地を作り、服も作っていたのに現代はどうやってそれらが出来ているかについてわからない人が多勢になっている。
これは企業が消滅したら、人間は生きていけない社会になってしまったということ。

いちばん大事な自然との共生がわからない社会にされてしまった。
何でも買えば済むという考えは楽なんだけど危機感でしかないように思う。
現代の便利な世の中は自分たちで生活用具を作るということを取り上げられてしまった社会でもあるということだ。
植物や木々や鉱物の扱い方を昔の人達は知っていたんだ。
あっちこっちの国で兵役が復活し始めた。
近々有事が起こった後、どうやって生き延びていくんだろう。

真っ白なツノホコリの子実体の形がふわっとしていて可愛い。

美しい沢と苔の世界。

わんさかとキノコが出ている。子実体の柄にヒダがあるからナラタケかな?

もう6月も終わりだと言うのに、これから出てくるギンリョウソウの集合体。
気温がおかしいからか?


カマツカの小さな白い花は雄しべの数が凄い。花びらより目立っている。


キツネノエフデはまだ出ている。卵もある。

今日は雨予報だったので、トレイルカメラへとまっしぐら、4台回収していく。

帰ってから、piccoloさんが映像チェックしていく。
すると4回ツキノワグマが映った映像があった。ヤッタ〜。
この数年間、この時期に撮れることがなかったのに今回は映ってくれました。
しかもよ~く見ると歩き方が違うので同じ個体ではない感じ。
2頭のツキノワグマが映っていました。
春から大峰・台高の山中にトレイルカメラを設置して3週間放置、回収に行ったりを繰り返し、ようやく念願叶いました~。努力した甲斐があった。
この時期はこのあたりには来ないかもと思ってましたが、一昨年の秋はこの界隈での糞の数が凄かったので念の為、設置したら映った。
季節に関係なく、このあたりは行動地であることがわかった。
映ってくれてありがとう~。
山の神様にも感謝!!

