奈良の秘境♪前鬼川沢登り、本能全開で楽しめました~【大峯山脈・奈良県】8/11
2024年 08月 31日



先日、ヤーマンとマツケンに竪穴洞窟探検に連れて行ってもらい、二人共沢登りはしたことがないということで、お礼に絶景広がる前鬼川をご案内することに。
二人共、普段はボルダリングも楽しんでいるようなので楽しんでもらえるんじゃないかな。
F谷さんも行きます!返事、今回も洞窟探検メンバー5人で遡行することに。


上北山村の道の駅吉野路上北山に6時集合の予定が、全員30分程早く着いたのでそのまま出発。皆さんワクワク・ドキドキされているのでは。
6時半前頃に駐車地に到着すると、すでに3台止まっていた。
今日は遡行する人が多そうだなと思った。
二人にフェルト底の沢靴と寒くなってはいけないので念の為にライフジャケットをお貸しする。前鬼川は湧水の沢なのでめちゃくちゃ水が冷たい。それと水中メガネも。6時45分頃出発。



沢へと降りていき、二人共沢の美しさに感動している。まだまだこの先はもっと素敵な景観が出てきますよ。F谷さんも写真を撮りまくり始めている。前鬼ブルーが美しい。
piccoloさんが二人にお互い見える距離で好きな所を遡行していいよと告げる。
朝が早いので、まだ濡れたくないなと思っているとヤーマンとマツケンの姿が後ろにないなと気がつくと、二人共深い淵が出てきたところですでに泳ぎ始めた。
ええ~~~とビックリ。二人共泳ぎも達者そう。めちゃくちゃわんぱくな二人。
そんな二人の写真を撮りまくるF谷さん。なんだか心配なく進んでいけそうだ。


大きな岩を乗り越えていくのも楽しそうだ。
どんどん出てくる小滝もズブ濡れになりながら挑戦していくから、見ていてこちらも楽しくなっていく。F谷さんも楽しそうだ。
今まで何人も案内してきたが、こんなに最初から全開に楽しむ人達は初めてだ。
二人共、弾けんばかりの笑顔で遊んでいる顔は子供みたいだ。
口々に楽しいと言っては挑戦していく。こんなに本能が全開で喜んでいる人たちを初めて見た。案内している.、こちらまで巻き込んでいくような楽しさが伝わってくる。

10m2段の滝に到着。やはり今年は雨が少ないせいか水量が少ない。
滝の勢いがないので普段見ることがない滝のところの岩の形状が見られてラッキーだった。
帰りに、ここで泳いで遊ぼう。


左岸巻道を残置ロープ掴んで登っていく。登ったところから滝の釜を除くと水量がかなり少ないのはわかる。





巻道からナメへと降りていくが、相変わらずツルッツルで滑りやすく慣れていないマツケンは尻餅も豪快!。
F谷さんも淵で遊んでいる。

滑のところにある冷泉温泉場で皆でくつろぐ写真を撮ろうとするが、足が浮き上がってくる。



ナメ上流の甲羅干し岩場まで来て小休止。冷えた体を温めるはずだったがヤーマンとマツケンはさっそくスライダー遊び。
皆で滑って遊びまくり~。
ここまでは他のパーティはいなく、貸切状態で遊べている。休憩時間も長かったけど後続は来ない。盆休みだから人がいっぱいだろうと思っていたが、意外である。



先へと進んでいく。今回は水量が少ないのでいろんなところを楽しみながら進んでいける。
しかも今まで絶対に見られなかった場所も見られるようになっている。
ヤーマンとマツケンはほぼずーっと水に浸かりっぱなしだ。寒くないのと聞いたら全然寒くないらしい。


箱状廊下より手前の高巻きするところの滝は水量が少ないので近くまで行けるようになっている。
前鬼川は何回も来ているがここの滝が、こんなに近くで見られたことは一度もない。
普段は雨が多い前鬼川なので通常は結構な水量がある時のほうが多い。以前に偉いことになりそうな時があった。
2017年、前鬼川下流の不動七重の滝(総落差約160m) ←リンクしています
キャニオニングをして遊んだあとに初めて不動七重の滝の一段目落口で泳いで遊ぼうと沢を下った時、少しハングした2mの岩場を降りれば淵があり狭まった出口の流れが速いので、下っていくのはいいが戻る際には泳いでも押し戻されるのが確実なので、ハングした2mの岩場横の木に支点をつくり30m✕30mロープ2本を垂れ流して下流へ。その先を泳いだり大岩を乗り越えたりしながら一段目落口の瀬が見渡せるところまで下った時、piccoloさんが“1段目の落口の瀬に一人居るで、動いてないわ!”見に行くとうつ伏せで瀬に浮いている方が!!5分程様子を見るがまったく動かない!亡くなっているのは確実。

piccoloさんはこの界隈は毎日のように夕立があり増水するので、落口から滝へ流されれば行方が分からなくなってしまうことを心配、なんとか引き上げようと模索するがもう1本30mロープが必要。時刻はPM14時前だったので救助要請するのにすぐに駐車地へ戻り電波の入る国道まで下り連絡すれば今日中にご遺体の引揚げが間に合うだろうとすぐに引き返すことに。ロープを放置したところまで戻り、ロープをたぐりながら流れに逆らい上流に進む。やはり一番狭まっているところの水流が体全体を押し戻す!、水は飲むわ、前に進めないわでかなり体力消耗!、たまたま細い倒木がひかかっていたのでなんとか倒木へ上がれないかと必死で岩壁を探り、足が置けるところがあったので倒木に登り上がって難をしのげたことがあった。翌年にはその倒木は流されて無くなっていた。水流が凄くて戻れない恐怖感を味わった。あの時、倒木がなかったらどうなっていたんだろうと思う。
沢も沢幅が狭いか広いかで水の勢いがまったく変わってくる。





箱状廊下へと到着。ヤーマン・マツケン・F谷さんが水量が少ないので箱状廊下の滝の下まで行っている。上から見て写真を撮っていると、こんな機会はなかなかないので私も急いで降りていって、滝のところまで行った。
ここもこんな近くまで来たのは初めてだ。前後にまったく人影なく貸切だし、危ない滝近くも見られるのでめちゃくちゃラッキーだ。


湧水帯へと到着。お昼用の水を汲む。不思議と湧水が出ているところは水量は変わりがないように感じる。




巨岩帯を乗り越え、垢離取場下の淵までやってきた。
ここは湧水帯と水質が違うので淵はエメラルドグリーン。
ここも泳いでいくと、水温がちょうどいい感じで冷たくない。



10時過ぎに垢離取場へと到着。




ここで荷物をデポして、上の孔雀又二段の滝のところで遊ぶ。ここでようやっとpiccoloさんも水にハマって泳ぐ。
滝のところから滑り台をしようと思い、登って行くが私の力量では途中までしか行けない。そこからスライダーするが最後のせり上がりで止まってしまいジャンプ飛び出しできない。




ヤーマン・マツケン・F谷さんは上まで登れ、滑るがやはりせり出しで止まってしまう。遊びすぎてお腹が減ってきたので、垢離取場へと戻ってランチにする。


ランチ後もまったく人影なく貸切状態だ。
こうやって本能全開で楽しめることこそ、本当の人間らしいということなんだと思う。要は心や体全体が嬉しい、楽しいという気持ちで満たされること。今回のメンバーはそんな人達だから、私達も心から楽しめている。無邪気に遊べることの幸せ!!



ここから来た所をピストンで戻る。
帰りも泳いだり、飛び込んだりと楽しんでいく。



ヤーマンとマツケンは穴らしき穴はすべて探索しているが、なかなか洞窟らしきところは発見できず。でもその姿は本能的好奇心満載で凄いと思う。





10m2段の滝まで戻ってきて、流れるプールみたいに水流で流されて遊ぶ。
あっという間にゴール地点まで帰ってきた。
自然の中で本能全開でたくさん楽しめた。同行の3人様も目一杯楽しんでもらいました~。
今回は水量が少なかったおかげで、普段見られないところがたくさん見られたのでラッキーだった。結局最後まで誰とも出会わず貸切状態で遊べた。
みんなが童心に還って、思う存分遊べた1日になりました。
この日は、山の神様が存分に遊ばせてくれるために水量が増えないようにしてくれたのかも。山の神様に感謝。

