風折滝のエンジェルウイングを見に行ってきた 【宮の谷渓谷・三重県】2/8
2025年 03月 06日


10年以上前には毎年見に行っていた風折滝、F谷さんのリクエストで久々の訪問となった。
今週は気温が低い日が続き、道路が雪深そうだと予想。
念の為、車一台で行ったほうが無難だとpiccoloさんが判断し、F谷さんが同乗。
道中、道路が凍っている箇所が何箇所か有り、タイヤが滑る。

10数年前、台高の明神平に向かったが林道途中でスタックしている車があり通せんぼ状態!、急遽予定変更で風折滝に行くことになった。
道中、車の底を擦るくらいの雪道でその時は4台で向かっており、何台かは駐車地まで進めないと判断。
林道の途中で駐車し、そこから歩いて行ったが、出合の小屋で時間切れとなり途中敗退した。
それが最後に行った風折滝で滝の氷瀑を見ることが出来なかった。

今回は無事に林道終点の駐車地に一番乗りで7時半前に到着し、用意をしていると続々と後続車が3台来た。
以前毎年訪れていた時は雪が積もっていなかったので、アイゼンは持っていっていたが装着したことがなかったが、今日は積雪あるので12本爪アイゼンを装着して7時45分出発。
宮の谷遊歩道は薄っすらと雪に覆われている。
途中遊歩道が崩落しているので谷の巻き道へ降りていき、岩場を歩いていく。12本爪アイゼンはめちゃくちゃ歩きにくい。




最初に見えてくる支流の滝が氷爆している。
いくつも出てくる橋(グレーチング)や梯子にアイゼンの爪が引っかからないように気をつけながら歩いて行く。
風折滝までの道中の景観が雪景色で美しい。モノトーンなのでまるで水墨画の世界だ。


桟橋で定番の写真撮影。



出合の小屋で小休止する。


残置ロープを使い、降りたり登ったりとアスレチックを楽しむ。

岩も這い上ったり、大変。
今回は水が少ないので、最初の難儀な岩場登りを回避し、右岸側からスムーズに回避することが出来た。







その次の右岸の残置ロープの岩場までやってきた。
ここの残置ロープは水しぶきでよく凍っていて、持ちにくかった記憶があったが今回は凍って無く掴みやすかった。
残置ロープを等間隔で玉結びしていてくれているのがめちゃくちゃありがたいと感じる。
玉結びがなかったら、スルッと手が滑って落ちてしまう。
ここは落ちたら濡れるので、一番のビビリ箇所だ。
沢に落ちないように慎重に歩いて行く。






なかなかここまでがしんどい。もうすぐ滝が見えてくるはずなんだけど。
先を行くpiccoloさんが ”滝が見えてきた”と叫んだ。
しんどい気持ちを奮い立たして、奥を見ると ”わあ 氷瀑だ~” と見事に氷爆している滝が目に入ってきた。
あともうひと頑張りだ~と進んでいく。
今まで見に行った中で、2番目くらいに氷爆している姿を見ることが出来た。


以前は上まで登っていくのに苦労した覚えがなかったが、先についていたパーティの方々が登っていくのが大変そうになっている。
その時は違うところから登れたような気がするが、10年前の記憶なので、地形が変わったのかな。
最初の上がっていく箇所がツルツル岩場でピッケルが刺さらないのか、なかなか登れないでいる。
空荷で時間をかけながら慎重に登っていく姿をしばらく眺める。

piccoloさんが右岸側の岩の上に ”立て” と言う。
何をするんだろうかと、滑り落ちないように岩の上に立つと氷瀑が翼のように見える位置になることがわかった。
風折滝と言う名前は、風で滝の流れが左右に曲がることで上手いこと翼のように見える氷のつき方になるので風折という名前になったそうだ。なるほどな~。
おかげで天使の翼を装着〜♪。





私は下にとどまり、piccoloさんとF谷さんが風折滝へと登っていくところを撮影。
登っていくのが、なかなか大変そうだ。


氷の下で水が流れている。


たくさんのクラゲがいるように見える。

以前は、もっと前の方から氷瀑を見ていたけど、今回はだいぶ後ろの方から全体を撮影したのでなんだか迫力が違う感じになったと思う。

登っていた人たちがクライムダウンで降りてくる。やはり最後のところで降りにくそうだ。
すべり台のようにして滑って降りている。
私は下で待っているが見事な風折滝の全体像が見られて感無量!!
写真撮影をするのにpiccoloさんたちの動きを追っているので、下で待っていると寒い〜。

氷瀑を見たら、他のパーティの方々は早々に下山していく。
以前は、滝の下で氷瀑を見ながらランチをしていたが今日は寒くてここでランチは無理だ。
ようやっと二人共戻ってきて、私が登って行くのは危険とpiccoloさんが判断し、寒いし時間もかかるので今回は断念する。
出合の小屋でランチすることにし、下山する。
下山で先程のビビる岩場まで降りてきた。
登ることより、降りるほうが余計にビビる。
piccoloさんが慎重に降りていき、次に私が降りていく。
最後の所で足がまだついていないのにロープから手を離してしまいコケ落ちる。
とりあえず水にハマらないように下を見てから落ちた。


その次の岩のところでも同じことをしてしまい、piccoloさんにドヤされた。すみませんm(_ _)m。
言い訳だが、水に落ちないように下を見てから落ちてはいる。チビなので足が届かないことがよくある。
たぶんどやされている私をF谷さんは気の毒そうに見ているだろう。
こういうことは日常茶飯事だ。piccoloさんは山の師匠だから、どやされている私が悪いので気に病まないでください。
こういうルートをビビりながらも楽しんでいます。
残置ロープが以前より増えている気がする。
安全に進めるように残置ロープを設置してくれている方々には感謝しかない。

小屋に到着。着ているもので蒸れまくっているのでレインウェアを脱げる。めちゃくちゃムレムレだ。
めちゃくちゃお腹が空いたのでランチする。
冷え切った身体に暖かいものが食べられる有り難さをつくづく感じる。

ここからは危険箇所はないので雪景色を楽しみながら、でも梯子とかあるので慎重に歩いて行く。
もうまもなく終わりに近づいてくると、阿古滝のときもそうだけどF谷さんが楽しい時間がもう終わるんだと名残惜しい感じになる。それは私も同じだ。
山の中は異世界で凄く楽しい空間だからだ。
山の中の自然はいろんな表情を見せてくれるし、とてつも大事なことに気づかせてくれる人生の師匠だ。
私は山に来ていなかったら、いろんなことを調べるような人にはなっていなかったと思う。
(世の中がおかしいので数年前から明治時代から現代まで、いろんなことを調べている。化学・医療系・農業・食品関係)

無事に駐車地へと14時半前に到着。
10年ぶりに来た風折滝は素晴らしく氷瀑しているタイミングの時に来られたから良かった!!。(天気によって、全然景観が違う)
F谷さんがリクエストしてくれたおかげだ。piccoloさん共々行ってよかったと感動しまくりでした。

