初めての山域でテント泊 【大峰山脈・奈良県】4/26.27
2025年 05月 22日



毎年ゴールデンウィークにテント泊をしているが、数年続けて台高山脈の同じ場所でしていたので、今回は大峰山脈1350m付近ですることになった。
初めての山域でのテント泊は、ワクワクします。

駐車地到着して車から降りると、piccoloさんが初めて見るきのこを発見!!全部で5本。
テンガイカブリタケというキノコ。傘はぜんぜん違うが柄のところが中空のようでアミガサタケに似ている。
調べるとやはりアミガサタケ科になる。
いきなり面白いキノコちゃんと出会えた。



真っ赤な何かが出ている。なんだろう?

山に入っていくと岩にシダ類のコウヤシノブタケが着生している。
葉の透き通る感じが好きだ。6cmくらいの小さなシダ類。

裏をめくったら、胞子嚢がついていた。ツブツブで可愛い。

杉の樹液が赤くて綺麗だ。


カタツムリのウンチがとぐろを巻いてあっちこっちに落ちている。黄緑色をしているから葉っぱを食べていたんだね。
カタツムリは食べたものの色がそのままウンチの色として出る。赤いものを食べさせたら赤いウンチ、桃色のものを食べさせたら桃色のウンチというふう。面白いね。

目線の高さに蜘蛛の糸が光っていた。何かが忙しなく綱渡りをしているのが見えた。
どうも生まれたばかりの蜘蛛の赤ちゃんが目覚めてから、糸渡りを始めているようだ。
こんなのなかなか見ることがないので動画を撮った。

標高が上げるとコウヤマキの落ち葉が多くなり、ここの尾根ほぼすべてコウヤマキと言ってもいいくらい。

コウヤマキの松ぼっくりは先端が捲れ上がった感じで変わっている。


コウヤマキの根が上がっているのが多く地面に空洞が多い。
アナグマが住めそうな広さはありそう。こんなところに住むのかな?

ど根性コウヤマキ。岩の上での生えた根っこのウネり方が凄い。

コウヤマキの細かい根っこちゃんがわっさーと出てきている。人間で言ったら毛細血管みたいな感じ。稜線全体に広がっている。

コウヤマキの赤ちゃんも元気に育っている。

狐のウンチだ。野ネズミを食べているので毛は消化されずにウンチと一緒に排泄される。
毛で思い出したけど、明治時代に動物の毛や人毛を使って 醤油 を作っていたことを知った。
毛を材料として醤油を造っていたことにたいへん驚いた。
毛からアミノ酸が取れるそうだ。
明治時代以降のいろんな生化学の研究って気持ち悪いのが多い気がする。
それらは西洋知識人から教わっていた。ドイツ系かな(ポーランドやチェコも入るかな)?
1800年代から始まった優生学のせい、人口が増えすぎたので減らさないとと考え出した思想だ。それと人間改良なんていう思想も生みだされた。
化学兵器をつくり出すためにいろんな物質を発酵させたり、蒸留したりしていた。(日本が軍国主義に走り出し、人間を殺していく兵器開発が凄かったんだと思う。戦後こういうことに携わっていた人たちがどういう企業を創り出していったかが現代の病気増産につながっていると感じます。)
当時の製薬会社もえげつないことをしていて、病気になる人を増やしていた。
高峰譲吉とか池田菊苗とか。科学者や医学者が善人とはかぎらない。
現代でも人口を減らす為の変な研究がされているんだと思います。例えば不妊症とか。


たくさんのシャクナゲの木々が出てきた。
濃いピンクの蕾を付けている。



落ちているシャクナゲの葉っぱは、くるるっと丸まっている。


この稜線からは多くのヤドリギが見える。このあたりの木々にヒレンジャクがしょっちゅう来るんだね。
ヒレンジャクはヤドリギの実を食べ、木の先端にウンチとともに出てきた粘着性の種がひっついて発芽する仕組みになっている。
パラパラとヤドリギの実が落ちていて、触ってみるとめちゃくちゃネバネバしている。
粘着性が強い。
ヒレンジャクは渡り鳥で夏の繁殖期はシベリア東部で過ごし、日本には冬鳥として訪れる。
赤い頭と尾を持つ美しい鳥。まだ実物を見たことがない。

谷間には、まだ残雪が残っている。

地面に落ちていた地衣類にミニチュアキノコみたいな子器が出ていて可愛い。


谷を渡る。
しばらく行くとテン場に良さそうな場所へと出た。
この辺良さそうだなと思いながらも他の場所も見ていく。

岩場を登ったりして、進んでいくと滝が出てきた。
周辺の岩場が凄い景観だ。


潜れそうな岩場が出てきた。piccoloさんが試しに入ってみる。
中は広い空間になっているみたい。
ヘッデンと懐中電灯を持って入ってみる。



入ってみると思っていたより広く空間の高さも4m近くある。
岩場を照らしてみるとキラキラ光っていて綺麗だ~。

水も溜まっているところがある。

この時期によく見る、真っ赤なダニ。

これは何の木の松ぼっくりだろう?普通の松ぼっくりよりヒダがめちゃ薄い。

ダイナミックな岩場。


小動物の頭蓋骨発見。テンかな?

ヤドリギの葉っぱがチラホラと落ちている。拾ってみるとお花がついている。
初めてヤドリギの花を見た。



ミヤマカタバミが可憐な姿で咲いている。妖精だ〜。

さっきのテン場に良さそうだった場所へと戻り、取り敢えずザックをデポして周辺を散策。




岩場にオレンジ色の毛糸みたいな変わった苔を発見。
これを集めてフェルトにできないだろうか?
16時過ぎ、テン場へと戻る。
テントを設営。
まったりと過ごす。
17時半頃から夕食の準備をする。
今日は焼き肉だ〜。
19時も過ぎると暗くなってきて、星空が綺麗。北斗七星が見えた。他の星座がわからない。北極星はどれだろう?
21時に就寝。
真夜中に上空では風の流れが激しく、ゴーゴーと音がうるさかった。
テン場はほとんど風の影響がなくテントがバタつくこともなかった。
層によって、風の流れがぜんぜん違うんだと感じた。


六時半に起床。めちゃくちゃ青空が広がっている。
朝ご飯の用意をする。
9時過ぎまで、まったりと過ごす。
テントを撤収し下山に入る。


ミヤマシキミ(億両)の花が咲いている。近くに行って匂ってみるといい香りがする。

山桜もチラホラと残っている。




昨日は暖かかったからか、シャクナゲがたくさん咲いていた。
一つの花の実に蕾が9個から14個の花が入っていることを知った。


誰も来ない静かな場所でテント泊できて良かったです〜。



















